📖読書『七月に流れる花』と 🍉今日のおやつ



今日は雨で 涼しくもあり


図書館で借りていた本を イッキ読み




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講談社が

「かつて子どもだったあなたと

        少年少女のため」に

と作った書籍レーベル

「ミステリーランド」の中の


恩田陸 の作品


『七月に流れる花』





私も昔は少女 だった 笑 


…ので読む




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昼食は


お弁当作りが定着






昨日は 豚のしょうが焼き




本日は カボチャの煮物 鮭などで




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6人の中学生の少女たちが 


夏休みに林間学校へ参加する


6人だけ? と疑問に思う主人公の女の子 




行き先は 「夏の城」と言われている所



分厚い土壁に囲まれ 舟で行かないと無理な場所


林間生活には不思議なルールがあり


水路を流れてくる花を見つけたなら

その花の数をノートに記録すること





流れてきたのは 


赤 白 の 百日紅(サルスベリ)だった



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夏の終わりを感じさせる夜


スイカもそろそろ終わりかな


最後に ゼリーで



さっぱりと優しい甘さでした



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最後に分かったのは この物語は…


感染症の物語だった



「それは、今世紀初め、世界で猛威を振るった恐ろしい病気だった。よくあるインフルエンザかと思われていたが、


…中略…


患者は、次第に重い肺炎を起こし、呼吸困難で死んでしまう。…中略…その病気は、感染率も致死率も高く、世界をパニックに陥れた。」



            本文より抜粋



これは2016年の コロナ以前の作品で



内容を全く知らずにこの本を手にしたことを

今 驚く




作中 参加者の中の一人の少女の

両親(共に医師)はワクチン開発中感染して亡くなる


覚悟の仕事と 娘に伝えていた


その少女は両親の死後 悲しみの中にも


強くたくましくリーダシップを発揮していた


中学生なのに!


この「夏の城」は


感染を防ぐ為の

シェルターであり、地下が病院だった



水路を流れてくる 百日紅は


この感染症で亡くなった人の数を表していた


白は男性 赤は女性









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本日の新型コロナニュース



累計死亡者数

16140人

前日比 +71人



数字では感覚が麻痺しだした 今日


でも…



百日紅の花で




水路を埋め尽くす光景が頭に浮かんだ