舞台は　札幌

孤児院で暮らす　主人公の少女が

５歳の時に

大通り公園で迷子になるところから

物語は始まる

時計台の周りの旅行者が描かれていて

通りかかった１人の親切な青年が

その少女を無事に孤児院まで送り届けてくれて

私はほっとする

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今日のお昼ご飯は　

カトキチの冷凍うどんで

焼きうどん

オリンピック・フィギュアを見て

羽生結弦選手の果敢な挑戦に　涙

冷蔵庫の整理Day

カリカリに焼いた薄切り豚肉が美味

キャベツが無かったのでサニーレタスで代用したけど

全然問題無しでした♪

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６歳になった主人公は

ある大きな御屋敷にモラワれていく

でも

その家には二人の娘がいて…

主人公は

自由を奪われ　働かされ

苛められ　蔑まれ…

そう、

まるで『シンデレラ』の物語

そんな中

かの青年に大通り公園で

偶然また出会う

それから…また一年がして

主人公はとうとう理不尽な暮らしに耐えきれず

７歳で家を飛び出し

大通り公園へ向かう

きっとかの青年に会えると信じて

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そんな偶然ある分けが無い！

…とは思いません

前回の記事の続きになりますが…

結婚してから

弟が『仮面ライダー』のヘルメットを被って

桜ノ宮スケート場で一緒に滑っていたコトを

夫に話した時

夫が

「それ…見たこと…ある」　と

夫も１９歳の大学生の時

桜ノ宮スケートリンクへは友達と

よく行っていたと

夫が１９歳の時は

私は９歳で弟が３歳　　バッチリ！

きっと…私達もあの時

氷の上で出逢ってたね　　笑

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大通り公園を見下ろせる

「ユーハイム」という喫茶店

行ってみたいな…

北海道には過去３回行ったことがありますが

大通り公園でお茶をしたことはなくて

主人公はかの青年と会え

4丁目の角のビル、

狭い階段に敷かれた赤い絨毯を上がるその「ユーハイム」というカフェで

ミルクとケーキをご馳走になる

(残念ながら…今はもう閉店されているそうです)

ムラゴンのブログで私が読者登録させて頂いている方々は

北海道在住の方が多い印象で

読ませて頂く時には

いつも

この『雪の断章』の世界が頭をよぎります

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限りなく純文学に近い　ミステリーで

滝杷祐也(たきえひろや)という

その青年

私は…こんなにも心の美しい青年は

たとえ物語の中でも初めて見た思いがした

１９７５年の作品だから

時代背景が違うので

仕方ないかと思うのだけれど

主人公の前で

タバコを吸うシーンが時折り美しく表現されている

そのコト以外は

理想の男性像というモノを見た

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ニュースで

今夜は関東地方も雪で大変な様子

雪は恐ろしい　けれども

この物語は

美しい北海道の雪と共にある

祐也青年は

この孤児の主人公を引き取り

正しく、厳しく、慈しみ深く教育しながら

大切に大切に育てていく

私の息子たちも

この青年のように育ってくれている　

…と　私は信じている

祐也青年の友人、祐也青年と主人公が暮らすアパートの管理人さん、

祐也青年宅のお手伝いさん等

主人公を取り巻く人々の中で

様々なことが有りながらも

皆に愛され成長していく主人公

に心救われる

でも

そんな暮らしの中に再び姿を表す

過去モラワれていった先の家の娘

そして

起こる一つの殺人事件

疑いをかけられる主人公

物語の中で　

立派に成長していく主人公の成長過程の複雑な心理描写はとても精密で納得と共感

悲しくもあり、　嬉しくもある結末は

私の心に深く残るとても美しく

素晴らしい物語で

１９８５年には映画化もされていた

古い作品だけれども

息子や

いつか…孫たちにも　是非読んでほしい

と思ったから

私の本棚にずっと置いておく

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