📖読書『六人の嘘つきな大学生』




今年ゴールデンウィーク前に

本屋大賞ノミネートされていたから

図書館で予約


思ったよりも早くに順番が回ってきて

図書館から連絡をもらう


きっと 次待つ人がいるだろうから

早く読まなきゃ…と思っていたこともあり




昨夜は夜更しして

この2日間で 一気読み





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2011年の就活生の物語



最終選考まで残った6人の大学生たちが

企業側から課された

ユニークな面接方法で



かなりハードな体験をする

まるで ミステリーゲームの様な内容かな



この企業が




若者たち憧れの「IT企業」というところが

2011年の時代を象徴している




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表紙の絵が


登場人物たちの特徴を よく表している



この企業を受ける

誰もが 自己分析に長けていて

立て板に水 のように自己アピールができる



自己アピール…それが嘘なのか?


本当なのか…?




「居酒屋でバイトリーダーやってます。

ボランティアサークルでは代表やっています。サークルのメンバーは37名です。

本当、嘘ばっかりついてたよ、どこまで嘘つけるかって勝負してるとこあったよな

あの当時は…


と 後に回想する一人








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だけど

晴れて 入社してみたら



会社説明パンフレットに描かれてあったコトは



まるで絵に描いた餅 …がほとんどだと

教えてくれる







だから


学生も嘘つき


企業側も 嘘つき



そんな就活って…何?



と 考えさせられる 本




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著者は若くて



わが家の次男の2歳下だったので



だからか…

次男の就活 

の2年後の就活生たちの話だったのは



この物語の 

度肝を抜かれる 恐ろしい面接方法に




わが子の身に降りかからなくて良かった





つくづく思う 初夏の夜長






また 今年も訪れる

新たな就活生たちの シンドさに




みんな 最後まで負けるな、

自分を信じて頑張れ


きっと あなたを



本当のあなたを

ちゃんと見てくれている人がいるよ!




…と 


エールを送りたくなった