📖読書『森に眠る魚』と🍵おやつは「紫陽花」
1999年
世間を震撼させた
文京区幼女殺人事件
私もニュースを視て
震えあがった事件
加害者と被害者のどちらもが
子どもを同じ幼稚園に通わせ
我が子にさせていたお受験
だから、
「お受験殺人」と呼ばれていた事件
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おやつは
地元の和菓子屋さんの
紫陽花まんじゅう
中身はこしあん
冷やすと
とてもおいしいです♡
✥葉はビニールです。
紫陽花の葉は毒があるそうなので本物はNGです
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今の季節にぴったりな表紙
に魅せられて読む
けれど
モチーフは
あの、
殺人事件だった!
子育ては孤独
一番理解しあえる心強い仲間
ママ友の存在に
5人のママ達は はしゃぐ
けれど
いつしか
この良好な友人関係は壊れていく
家計に対する価値観
食べ物に対する安全性への価値観
ファッションへの価値観…等など
少しずつズレが生じる
彼女達は彷徨い出す
「いったい…
いつからこんなことになってしまったのか…
順繰りに思い返していく…
何かが狂いはじめたその発端を、
この暗い森の入り口を、
生い茂る雑草をかき分けるようにして、
さがす。…さがし続ける。…中略…
ふと…
ある場面で、記憶はピタリと止まる
あの人に、声をかけたとき。
なんだ、そうだったのか。…」
そして
「いなくなればいいのに。…中略…
暗くじめついた、だれもいない森のなかに閉じこめられてしまえばいい…」
「そうだ、終わらせなきゃ…」
とつづき
クライマックスシーンへ
明らかにあのニュースで視た事件現場
蝉の声が聴こえる森のトイレの中
泣きつづけているのは…
子どもの声?
いやちがう
それは自分の声で…
誰か…
森の奥深くに迷いこんだ自分たちを
見つけて
と泣き続ける
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✥先日行った公園浴
ブログを始めて
知ったSNSの世界
ここにも
人間関係があることを知った
けれど
ここには
傷ついた人を
病んでいる人を
悩んでいる人を
淋しい想いをかかえた人を…
支えよう
救おう
寄り添おう
と
している人たちが
たくさんいる
顔も
姿も
見えないから
だから
みな
「言葉を尽くして」
寄り添おうとしている
すばらしい
明るい森が
ここにはある
これが私の読後感
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