📖読書『おれたちの歌をうたえ』 と 🕯️友人の命日



これは 

まぎれも無く 胸を打つ


友情の物語



昨年度上半期直木賞候補で

最後まで

『テスカトリポカ』と受賞を争っていたから必ず読んでみたかった本



ゴールデン・ウィーク前から図書館で借りていたのだけれど ゴールデン・ウィーク中は

全く読めずで

延長させてもらい本日読了




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最近は

景徳鎮の茶器でお茶を愉しんでいます




大切にし過ぎて いつも

食器棚の奥の姿を眺めているだけで

何十年…




気付けば 断捨離ブーム…

もちろん断捨離しませんよ



なら 日常使わねば♪



茶葉は LUPICIAの桃茶で

只今 とても良い香りに 包まれております





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舞台は 長野県松本辺りが中心


主人公は 私の4歳上の元刑事


彼には

幼なじみが4人

男の子3人と女の子1人

彼ら5人組は

良質な 「読書」で成長期を過ごす


この部分にとても 

なんというか 心が熱くなったのだけれど…




主人公が退職してからの荒んだ暮らしの中の

60代のある日

5人組の幼なじみの中の1人が死んだと知らせを受けたところから物語は動き出す




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長編でも 最初からぐいぐい惹き込まれ

中ダルミも皆無 



多分 目の疲れさえ無かったなら

この量を1日で読み切りたくなる面白さ




私は高校時代「ゴダイゴ」の大ファンだったので その頃レコードを擦り切れる程に聴いた

彼らの曲『イエローセンターライン』が


文中にテーマの様に

登場した時は興奮した



この曲『イエローセンターライン』は


英語の曲で


「霧の山道 下るドライブウェイ

一本の黄色いセンターラインが 道を見失いそうになる自分を なんとか下界へと導いてくれる… でも無事に霧が晴れ下界へ降りれたから もう、用は無いよ… 」 



そんな訳詞です




最後まで夢中で読んだけれど

読み終えると 私の中では

回収できていないと感じるトコロが2つ有り…




そこは 少しスッキリしない


ただそれは 私の読書量が足りないからかも知れないとも思う



特に

永井荷風 中原中也 太宰治 など…



もっと読んでおけば

この作品を

何倍も 愉しめたことは確かだと思う





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今日は 友人の命日で



5月3日彼女の誕生日に一周忌だったので

お花を贈りました


彼女のご主人様が

御礼に来てくれたのだけど

少し痩せていて 顔がひと回り小さくなった様に見えた






私たちの友情の歌は何かな…



よく一緒にカラオケに行ったね〜



彼女の十八番は


ちあきなおみさんの『喝采』と

ユーミンの『真夏の夜の夢』


歌は苦手と言っていたけど



楽しそうに ノリノリで歌う

これらの曲は



貴女の右に出るモノは無かったわ…




また


空の上で再会できたら

必ず 歌ってもらおう…♪